三宮~旧港湾部の連節バス、来年4月に本運行開始 運賃210円・アプリで乗降も

20200926連節バスデザイン

 神戸市は25日、8月下旬に書面のやりとりで開催した「都心~ウォーターフロント間における連節バス等運行に関する協議会」(会長・小谷通泰神戸大名誉教授)の第3回会合の結果を発表した。2021年4月から予定しているバスの本運行は、運行受託会社の神姫バスがまず連節バスの新車2台を投入して開始する計画が明らかになった。運賃は1回210円と神戸市バスの均一区間と同じで、1日券は500円になる見通し。(図は1枚目に外観、2枚目に内装のイメージ=神戸市提供)

 本運行のルートは百貨店の神戸阪急北側にある「三宮駅前」バス停を起終点とする循環コース。途中の停留所は東遊園地前、税関前、新港町、ポートタワー前、ハーバランドで折り返し、再びポートタワー前、新港町、税関前に停車した後は貿易センター前に停車して三宮駅前に戻る。所要時間は1周約45分を予定する。運行時間は午前9時から午後8時半、20〜30分間隔での運転を想定する。

 JR神戸駅にもバス停の開設をめざす。神戸駅南のロータリーに入るには鋭角に曲がる必要があり、現在は連節バスを安全に運行するのが難しい。だが交差点を改良して連節バスが入りやすくなるよう、道路管理者らと協議を進めているという。このほか朝夕は通勤での利用客向けに、三宮駅前〜新港町を循環するバスの運行も計画している。シティループの運行ルートとはほぼ重ならない。

20200926バス内装

 乗車にはスマートフォンのアプリなどを通じて、乗客自身が運賃の支払いを管理する「信用乗車制」の採用を検討している。国内の路線バスでの採用は珍しいが、運転手の負担を減らしたり、乗り降りを円滑にしたりする。1月には本運行に使う連節バス1台を使った最後のプレ運行を実施。同時に路線の愛称も募集する。神姫バスが購入する連節バスの新車4台がそろうのは7月ごろを見込む。

 車体のデザインは青を基調とした落ち着いた色調に決まった。歩行者に近い公共交通であることを感じさせる先進的なデザインでありながら、港湾の風景や、夜間景観にもなじむことを意識した。バス停も車両と統一感があり、シェアサイクルやパークレットなどとの機能統合が可能なバス停をめざした。従来のプレ運行では独メルセデスベンツの連節バスを使用したが、本運行に使う新車両は日野自動車が製造する。

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