ドーンの映像通話システム、神戸市の相談業務で実証実験 保育所の手続きなど

20200923Live-Xイメージ

 ドーンと神戸市は、ドーンの映像通話システム「Live-X」を相談窓口で活用する実証実験を始めた。相談を希望する住民がスマートフォン(スマホ)を持っていれば、事前にアプリをインストールしていないくても、音声と映像の情報を伝送できるシステム。灘区と垂水区で保育所などの入所手続き相談に各1台、各区役所に設置した避難所向けのリモート健康相談窓口に各1台と、合計12台を配備した。新型コロナウイルスの感染を防止する非接触でありながら、対面と同等の相談に応じられるかなどを検証する。

 住民も、自宅や避難所から区役所まで出向かずに、保育所への入所手続き相談や、健康相談ができるようになる(イメージ図=ドーン提供)。音声だけの電話と異なり、映像も送れることから区役所側が書類の書き方などを助言できたり、顔色などを確認できたりするメリットがある。区役所からショートメールで送るURLにアクセスするとカメラが稼働して映像の伝送を始めるため、利用者のスマホに事前の準備が不要。神戸市消防局などが採用している映像通報システム「Live119」と同様のシステムだ。

 避難所からの健康相談向けには、市内10カ所の区役所に既に配置。保育所などの入所相談窓口では10月1日〜11月20日に利用する計画だ。避難所からの健康相談向けでは、来年3月末までを予定。期間中に避難所が開設されるような災害などがなければ、職員の訓練などで使い勝手などを評価、検証することになる見通しだ。実証実験の期間中、ドーンは「Live-X」のシステムの利用料金などを無料にする。

 ドーンは今期をLive119や、警察向けの「Live110」などLiveシリーズの普及期間と位置づける。2022年5月期から同シリーズでの本格的な収益寄与を見込み、26年5月期には消防を中心に200カ所でのLiveシリーズの採用を目標にしている。

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