神戸南京町「中秋節」もオンライン開催に 安藤忠雄氏ら招き座談会など配信

20200915南京町座談会

 DMO(観光地経営組織)の神戸観光局と南京町商店街振興組合(神戸市中央区)は14日、毎年秋に神戸市中央区の中華街「南京町」で開催する旧暦8月15日の行事「中秋節」を、今年は動画配信が中心の「オンライン開催」にすると発表した。新型コロナウイルスの感染を予防するため。動画は旧暦の8月15日に当たる10月1日から、神戸南京町のYouTubeチャンネルで順次配信する。舞台を作って披露する舞踊などは取りやめ、例年は数日間で実施する各店舗でのフェアも10月1〜11日の11日間と長くして密集を避ける。

 配信する動画は建築家の安藤忠雄氏らによる「特別座談会」、南京町商店街振興組合の曹英生理事長が中秋節のフェアを開催する店舗を訪問する「曹さんぽ」のほか、獅子舞や太極拳など過去のステージイベントの動画なども用意した。特別座談会は、安藤氏に加え、同氏と40年来の友人で南京町春節祭実行委員長の岩田弘三ロック・フィールド会長、南京町商店街振興組合の曹理事長が登壇し、神戸フィルムオフィスの松下麻理代表が司会(写真=南京町商店街振興組合提供)。「コロナ禍における食と祭り」をテーマに語る。

 一方で、実際の店舗でも記念の商品などを販売する。「南京町」の文字が入った中秋節限定の月餅は9月下旬から月龍、ぎょうざ苑、民生、劉家荘の4店舗で販売。10月1〜11日は参加する25店舗で割引商品や特別メニューを販売するフェアを開催する予定だ。期間中の週末である10月3、4、10、11日には1回500円で、最低でも500円の金券、最高5000円の金券が当たる抽選会「福球(ふくだま)」を開催する。

 遠方の南京町ファンなどで神戸を訪れるのを断念しても、動画で中秋節の華やいだ雰囲気を楽しめるようにしたのが今回の特徴だ。一方で実際に南京町を訪れ、飲食店などを利用する観光客にも「おもてなし」を用意した。新型インフルエンザが流行したときなども、南京町ではできるだけ自粛をしない方針で営業してきたというが「今回はそうも言っていられない中で、いまできる最もすばらしい行事をやっていきたい」(曹理事長)という。

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