川重・ホンダなど共同事業体、大阪で電動2輪車の実証に連携「eやんOSAKA」

20200913ベンリィ車体

 川崎重工業、ホンダ、スズキ、ヤマハ発動機の国内オートバイ4社は、9月下旬に大阪大学のキャンパスがある大阪府吹田市、豊中市、箕面市で開始する電動2輪車(2輪EV)に関する実証実験「e(ええ)やん OSAKA」に連携する。実証実験では2輪EVの普及に向けた交換式バッテリーの利便性や課題を調べる。4社は「電動2輪車用交換式バッテリーコンソーシアム(共同事業体)」を設立し、交換式バッテリーの仕様の共通化などを検討している。

 環境性能、利便性ともに高い手軽な乗り物として2輪EVが普及することへの期待は高いが、航続距離や充電にかかる時間などが課題とされてきた。このためバッテリーに残る電気が少なくなっても、身近な場所ですぐに充電されたバッテリーと交換できれば2輪EVの普及につながると判断。大阪府、阪大、日本自動車工業会の2輪車特別委員会の3者が事業主体になって、約1年間の実証実験を展開する。

 具体的には阪大の学生と教職員に2輪EVを有料で貸与。阪大の吹田キャンパスと豊中キャンパスに加え、周辺の提携するローソンでバッテリーを交換できるようにする。使用する車両はホンダの「ベンリィ e:1」(写真=自工会提供)で、50cc相当の車種。原付免許で乗れる。20台を投入する予定だ。今回の実証実験の結果次第で、2輪EVの普及に向けて大阪府内での実証サービス拡大も検討するという。

 オートバイ4社の共同事業体では、実証実験との連携を通じて交換式バッテリーの利便性や有用性を具体的に確認。バッテリー交換システムの共通使用で検証を進める。加えて、4社による技術的な相乗効果やスケールメリットなども、あわせて検討するとしている。

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