井戸兵庫知事、「感染小康期」で自粛要請の取り下げ検討へ ホテル宴会など

20200907井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は7日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた住民への自粛要請について、新規感染者数の7日移動平均が10人を下回る「感染小康期」になれば取り下げを検討する方針を示した。井戸知事は、県境をまたぐ不要不急の移動自粛について「小康期になったときにも、これを持続するのかしないのかは1つの焦点」という。加えて多人数での飲食など宴会の自粛要請も「ガイドラインに則した対策でカバーできる余地がある」として、要請を取り下げる可能性を示唆した。

 特に多人数での宴会に関しては、「ホテルなどでのパーティーがみんな止まっているが、これも1つの課題」という。兵庫県の想定では「ホテルなどの宴会では(参加者が1000人を超える際に感染症対策本部との事前相談を必要とする)イベント的な類にあたり、大人数での宴会は仲間で飲み合うのだと思っていた」と説明。感染小康期に落ち着いた場合は「その辺を検討していくのではないか」と語った。7日時点で新規感染者数の7日移動平均は12.1人。5日から3日連続で12人台で推移している。

 次期政権への期待については記者の質問に答え、「コロナ対策をしっかりやっていくことが第1」と断ったうえで、「需要を増やすという対策と、消費を増やすという対策と、雇用対策の三本の柱として取り組んでいただきたいというのが1丁目1番地」と改めて強調。加えて「『ソサエティ5.0』も提案されているが、情報基盤の整備」を求めた。「空間的な格差が解消されていくので、ぜひしっかりやってほしい」という。

 さらに自民総裁の各候補が強調する地方振興については、「地方分権の問題」「自主的な財源」という、「この2つをメルクマール(指標)に、しっかりと地方が自立する方向性を打ち出していただくことが、必要なのではないか」と指摘。「特に東京一極集中の限界が現実のものになりつつあるのを踏まえたうえでの対応が望まれる」と語った。

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