アシックス株が後場一段高 IOC調整委員長「東京五輪を開催意向」の報道で

20191231神戸株ワッペン

 7日の東京株式市場ではアシックス(7936)が反発。終値は前日比68円(4.76%)高の1496円だった。証券会社の投資判断引き上げが伝わり前場から堅調に推移していたが、後場中ごろにかけて一段高の展開で、1510円まで上昇する場面があった。時事通信が7日午後に「来夏に延期された東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は7日、『新型コロナウイルスにかかわらず、東京五輪は開催するだろう』と述べた」と報じたことで、買いの勢いが強まった。

 アシックスは東京五輪で上位スポンサーの「ゴールドパートナー」になっている。新型コロナウイルスの感染予防を目的に、足元でも「不要不急」の行事が中止になるケースもあるが、「無観客でも簡素化されても、何らかの形で東京五輪が開かれれば、スポンサー企業の販促費が生かされる」と言った見方は多い。このため7日午後にはアシックスのほか、同業のミズノ(8022)や広告の電通グループ(4324)など五輪関連株が大幅高。スポーツ選手をマネジメントするサニーサイド(2180)は8%近く上昇した。


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