国光gumi会長「利己的な行動でネットワークが稼働する発明」 078KOBE

20200905フィナンシェ

 東証1部上場でスマートフォン向けにゲームを開発するgumiの国光宏尚会長は5日、クロスメディアイベント「078KOBE2020」でのカンファレンス(討論会)「ブロックチェーンを活用して育てる『ファンコミュニティ』」に出演した。同氏が投資に注力しているブロックチェーン技術に関連し、同技術を活用した電子通貨のビットコインについて「人が利己的、自分の利益のために行動することでネットワークがワーク(稼働)するというのを(存在が確認されていない発明者の)サトシ・ナカモトが発明した」と指摘。従来の通貨とは異なる新しさを評価した。(写真は078KOBEが配信した動画より)

 ビットコインは通貨の信用を裏付ける主体が存在せず、通貨の供給はもっぱら世界各地のマイナー(採掘者)と呼ばれる技術者などが自らビットコインを獲得するために実施する仕組み。こうした中央で管理しない、自発的な仕組みは「これまでNPOのような『善意』が中心と考えられてきたが、みんなが利己的に動いていいと。結果、みんながもうかって、みんながハッピーになればいい」という新たな発想に基づいているとの見方を提示した。この結果、時間の経過にで価値の拡大が期待できるなら、エンターテインメント分野でも同じアーティストを応援し続けることで、メリットが得られる仕組みができると考えたという。

 このカンファレンスは、国光氏が創業者であるアーティストや創作活動などを応援するプラットフォーム「フィナンシェ」によるスポンサード(スポンサー付)セッションとして開催した。フィナンシェでは、アーティストなどがファンに対してブロックチェーン技術を活用した「トークン」を発行する。アーティストの人気が出ればトークンを獲得したいファンの増加によって、トークンの価値向上が期待できるという。

 gumiは傘下にベンチャーキャピタル「gumi ventures」(グミベンチャーズ)を抱え、関連する技術やサービスに投資するファンドを設定している。国光氏によると同氏は「VR・AR(仮想/拡張現実)」と「ブロックチェーン」の分野への投資を担当。新規事業を開拓をめざしている。

 カンファレンスの様子は動画配信サイトYouTubeの「078KOBE」チャンネルで再配信する。

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