こうべ医療者応援ファンド、新型コロナ対応数に応じて分配 今後の配分方針
- 2020/09/02
- 00:16
こうべ市民福祉振興協会(神戸市北区)は、医療従事者の勤務環境の改善などを目指して寄付を受け付けた「こうべ医療者応援ファンド」について、今後は新型コロナウイルス感染症の入院患者の受け入れ実績に応じた分配を実施すると発表した。第1次の配分で対応から外れた、5月8日以降の入院患者の受け入れ実績がある医療機関について対応する。今後の配分方針は8月21日に開いた第3回の配分委員会で決めた。
具体的には新型コロナによる入院患者の治療などに直接対応した医師、看護師の延べ人数(人・日)ごとに1万円を配分する。5月8日以降に入院患者を受け入れた医療機関に対して、ファンド事務局が個別に連絡し、対応した医師と看護師の延べ人数を聞き取る。配分金の使い道は、第一次配分のときと同様に、各医療機関の判断により医療従事者らの勤務環境の改善などに充てる。
配分対象になった医療機関名、金額、使い道については配分後おおむね2カ月後をめどに公表する。9月1日午前8時現在での累計で寄付件数は3113件、寄付金額は5億5755万4023円になった。このうち2億8533万6328円を16医療機関にすでに配分した。
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