6月の兵庫県一致指数は6カ月ぶり上昇 基調判断「悪化」は据え置き

 兵庫県が31日に発表した6月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月から4.4ポイント上昇の67.9だった。6カ月ぶりの改善。政府が兵庫県などの緊急事態宣言を5月21日に解除したことで、経済活動が再開したのを反映した。兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、7カ月連続で「悪化を示している」との見方を示した。

 実質百貨店販売額、輸入通関実績、所定外労働時間指数(全産業)の増加や、企業収益率(製造業)の向上が寄与した。着工建築物床面積の減少や、有効求人倍率の低下などを補った。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比5.1ポイント上昇の80.4と、3カ月ぶりに改善した。新規求人数の増加に加え、新車新規登録台数の増加、日経商品指数(42種)の上昇などが寄与した。

 内閣府が26日に発表した同月の全国の景気動向指数(CI、2015年=100)改定値は、一致指数が前月比 3.7ポイント上昇の76.3と、5カ月ぶりに改善。一方で内閣府は国内景気の基調判断を「悪化を示している」に据え置いた。同判断は11カ月連続。


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