首相辞任 井戸兵庫知事「兵庫とつながりある首相の辞任は残念」 記者会見で

2020/08/28 19:50 見出しを一部改めました

20200828井戸知事会見

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は28日の新型コロナウイルス対策本部会議の終了後に記者会見し、安倍晋三首相が辞意を表明したと伝わったことについて「大変驚いていると同時に、安倍総理のこれまでの活動を鑑みると残念」と述べた。「安倍総理は若いころに神戸製鋼にお勤めで、加古川に勤務されていたということもあり、いろんな意味でのつながりがあったため、残念という思いは大きい」と語った。

 安倍首相の業績については「やはりアベノミクス(経済政策)で、失われた20年といわれた日本経済を、金融緩和を中心とした対応で、少なくとも今のような状態まで持ってこられた」と景気の回復について評価。「新型コロナ感染症対策を乗り越えて、有終の美を飾られたかったことだろう」と話した。

 加えて「各国を飛び回って日本の外交の存在感を印象付けられた方は、これまでになかったのではないか」と指摘。「その成果の1つが東京オリンピックだろう」との見方を示した。さらに「制度的改革としての地方分権の推進には積極的ではなかったが、地方創生という戦略を打ち出して地方を元気にする対応を重点的に進めようと試みたのは、こころざし半ばかもしれないがわれわれ(地方)にとっても歓迎すべき」と述べた。

 このほか井戸氏は「インドのモディ首相と安倍首相が立会人になって、インドのグジャラート州と兵庫県が友好協定を結ばせていただいたのも印象的だった」と振り返った。

 アベノミクスによって格差が広がったのではないか、との記者の質問には「アベノミクスがなければ、もっと悲惨なことになっていたのではないか」との見方を示した。「デフレギャップを乗り越えるまでいっていないが、また物価目標も達成していないが」と断ったうえで、「岩戸景気に近いような景気回復基調を実現したのは金融緩和を中心としたアベノミクスの成果ではないのか」との認識を語った。

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