バンドーが8日続落 立会外分売で需給悪化懸念、見切り売りも

20191231神戸株ワッペン

 25日の東京株式市場ではバンドー化学(5195)が前日比変わらずをはさんで8日続落。終値は前日比21円(3.44%)安の589円まで下落した。売買高も27万7200株と、前日の10倍に膨らんだ。前日大引け後に60万600株の立会外分売を9月2~4日に実施すると発表。発行済み株式数(4721万3536株)の1%を超す株数が放出されることなどから、需給悪化を懸念した売りが先行した。

 同社株は5月以降、5月15日の577円を下値、6月8日の692円を上値としたボックス圏で推移してきた。今回の立会外分売の発表を受けて600円の節目を下回り、ボックス圏の下限に接近した。新たな需給面での材料である立会外分売が出たことで、さらに下値を探るかという点で同社株は正念場ともいえる。目先は値ごろ感を意識した買いなど下値を拾う動きが出るかが焦点になるとみられる。

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