(動画)消防艇が毎週金曜日に歓迎放水 メリケンパーク「BE KOBE」沖で
- 2020/08/21
- 16:52
神戸市の消防艇が毎週金曜日に、神戸を訪れるすべての人を歓迎するメッセージを込めて、放水を実施する。これまで外国客船が神戸港に入港・出港する際に歓送迎で放水していたが、新型コロナウイルスの影響で外国客船の入港が途絶えていることもあり、観光振興策の一環として実施する。初回の21日は午前11時から実施した。28日からは午後3時から約15分の放水を実施する。放水は主に消防艇「たかとり」が担当。
メリケンパーク沖のポートアイランド側から、放水しながらゆっくりとメリケンパークに接近。途中では青色に着色した水を放水し、医療従事者への感謝の気持ちを示す。最終的には岸壁から150メートルと、写真スポットとして人気の「BE KOBE」モニュメントと放水が一緒に写真が撮れる位置まで近づく。消防艇が約70メートルの高さまで水を吹き上げる、迫力のある写真も撮れそうだ。
消防艇が放水する水には本来、赤、黄、青の3種類の色を付けることができるが、今回の歓迎放水は青色を採用。医療従事者の感謝の気持ちに加え、神戸の海や空に最も映える色として選択したという。さらに、他の都市では赤や黄のライトアップによって、新型コロナの感染拡大への警戒度が高まっていることを示した試みなどもあったことから、観光客がこうした情報と混同することを避けるねらいもあるという。
歓迎放水は12月25日までの毎週金曜日を予定する。その時の状況に応じて「たかとり」に代わり、別の消防艇「くすのき」が放水を担当することもある。再び新型コロナの緊急事態を国が宣言した場合や、荒天、消防艇が災害に出動した場合などに、歓迎放水を中止する。中止の決定は当日の午前9じを予定しており、歓迎放水の有無は神戸市事業・イベント案内センター(電話078-333-3372)で問い合わせに応じる。
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