6月の兵庫鉱工業生産、3カ月ぶり増加 基調判断「持ち直しの動き」に上方修正

20200821鉱工業生産

 兵庫県が21日に発表した6月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比3.8%上昇の88.2だった。3カ月ぶりに生産の増加を示した。兵庫県は生産活動の基調判断を「下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」として、5月まで2カ月続いた「急速に低下している」との見方から上方修正した。鉱工業生産の基調判断を上方修正するのは、昨年10月以来8カ月ぶり。

 主要9業種の生産指数では4業種が上昇した。旅客車や特殊自動車、航空機用発動機部品などが増えた「輸送機械工業」が28.7%増と大幅に伸びた。ショベル系掘削機械などが上昇した「生産用機械工業」も12.6%増と大きな増加率になった。このほか「化学工業」「食料品工業」も増加した。半面、鉱工業生産指数へのウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」は、電力変換装置や開閉制御装置などが低下し、3.3%減だった。「鉄鋼・非鉄金属工業」「金属製品工業」「はん用・業務用機械工業」「よう業・土石製品工業」も減少。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が17日に発表した鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値が前月比1.9%上昇の80.2と、5カ月ぶりに生産の増加を示した。

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