7月の神戸市消費者物価、前年比1.0%上昇 前月比では3カ月連続で下落

20200821消費者物価

 兵庫県が21日に発表した7月の神戸市消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比1.0%上昇の102.4になった。水道工事費や塀(へい)工事費など設備修繕・維持の価格が上がった「住居」のほか、外食価格の上昇で「生鮮食品を除く食料」も高くなった。前年同月を上回ったのは24カ月連続。前月比では3カ月連続で下落した。

 10大費目別の指数で見ると「住居」「生鮮食品を除く食料」「教養娯楽」「家具・家事用品」「保健医療」「諸雑費」の6費目が前年比で上昇。一方、ガス代の下落で「光熱・水道」は下落。幼児教育・保育の無償化で「教育」も下落。このほか「交通・通信」「被服及び履物」も下落した。

 全国統計では、総務省が同日発表し7月の全国消費者物価指数(2015年=100、生鮮食品を除く総合)は101.6と前年同月比で横ばい。前月比(季節調整値)では0.1%上昇した。

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