三宮再開発 東遊園地にも「デザインコード」適用へ、舗装材・サインなど統一感

20200821東遊園地アドバイザリーボード

 神戸市は、各鉄道の三宮駅周辺の再開発で建築物などを設計する際の基準になる景観デザインコードを、現在基本設計を進めている都市公園「東遊園地」(神戸市中央区)の再整備にも適用する方針だ。公園に面する道路「フラワーロード(税関線)」と歩道の舗装材やサイン(案内標識)に統一感を持たせるなどで、三宮駅前に作る広場「クロススクエア」から、新築する神戸市役所2号館、東遊園地と南北の動線を違和感なく連続したデザインに仕上げる。

 20日に開催した有識者から意見を聞く「東遊園地再整備第3回アドバイザリーボード」(写真)の中で、神戸市が明らかにした。東遊園地の再整備は21年度に着工し、22年度夏ごろの完成をめざす。まとまった公共空間としては、三宮再開発の中で最も早く完成する見通しだ。このため東遊園地で得られた知見を、どのようの他の施設整備などに生かすことができるのか、という視点も重要との指摘も出ていた。

 そうした観点から、東遊園地に設置を予定し、降雨を一時的に貯める役割を持つ植栽「レインガーデン」を新2号館やクロススクエアなどにどう展開するか、なども今後の課題になりそうだ。このほか出席した有識者からは、基本設計の確定に向けて、「芝生広場の起伏をどうするか」「公園内でイベントを開催するときの音の問題を意識した設計も必要」「駐輪場や電動キックボードなど移動手段の置き場も設計に含めるべきでは」といった声が出ていた。

 このほか今回のアドバイザリーボードでは、神戸市が7月1〜31日に実施した「東遊園地再整備系本設計(素案)」についての意見募集(パブリックコメント)の結果についても触れた。集まった意見は7通、12件だった。東遊園地にフットサル場やテニスコートの設置を求める意見や、子供向けの図書館の意義を改めて問う意見などがあったという。神戸市では東遊園地がスポーツを中心とした公園でないことや、庁内でも議論のうえで図書館の設置を決めたことなどで、理解を求める回答をする方針という。

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