神明HD、5年ぶり再上場の雪国まいたけを子会社化 販売などで相乗効果ねらう
- 2020/08/19
- 00:47
14日に東京証券取引所が新規上場を承認した雪国まいたけの目論見書などによると、雪国まいたけ株の49%を保有する神明ホールディングス(HD、神戸市中央区)は、雪国まいたけの上場を機に同社株を追加取得して子会社化する。上場に伴い雪国まいたけ株の51%を放出する米投資ファンドのベインキャピタルの株式売り出しに伴い、雪国まいたけ株の1%強に相当する43万6500株を取得。持ち分を過半数に引き上げる。
消費量が相対的に少ない西日本でまいたけの販売拡大に取り組む際などに、神明HDのネットワークを積極的に活用するなるなどの相乗効果を見込む。加えて神明HDの主力商品であるコメときのこを組み合わせた商品開発による小売店や外食チェーンなどでの展開、相互に持つ量販店のネットワークを活用した販売の拡大なども期待できるという。
雪国まいたけは東証2部に上場していたが、2013年に不適切か会計処理問題が発覚。創業家と経営陣の対立などもあり経営が混乱するなか、15年に米ベインが全株式を取得して非上場化した。その後17年夏に神明(当時)が米ベインから雪国まいたけ株49%を取得。今回の新規上場で、およそ5年ぶりの再上場になる。再上場は9月17日を予定しており、同日付で雪国まいたけは神明HDの子会社になる。
消費量が相対的に少ない西日本でまいたけの販売拡大に取り組む際などに、神明HDのネットワークを積極的に活用するなるなどの相乗効果を見込む。加えて神明HDの主力商品であるコメときのこを組み合わせた商品開発による小売店や外食チェーンなどでの展開、相互に持つ量販店のネットワークを活用した販売の拡大なども期待できるという。
雪国まいたけは東証2部に上場していたが、2013年に不適切か会計処理問題が発覚。創業家と経営陣の対立などもあり経営が混乱するなか、15年に米ベインが全株式を取得して非上場化した。その後17年夏に神明(当時)が米ベインから雪国まいたけ株49%を取得。今回の新規上場で、およそ5年ぶりの再上場になる。再上場は9月17日を予定しており、同日付で雪国まいたけは神明HDの子会社になる。
雪国まいたけは21年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比17%増の50億円になる見通し。売上収益は3%増の356億円を見込む。
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