「そごう西神店」後継店舗、優先交渉権者に双日 来年秋にも開業・正式応募1社

 神戸市の外郭団体でビル経営などを手掛ける神戸交通振興(神戸市長田区)は18日、8月末で撤退する「そごう西神店」が入居しているビルでの後継事業者として、東証1部上場の総合商社である双日を優先交渉権者に選んだと発表した。後継事業者を公募したところ、正式に応募したのは同社だけだったが、今月12日に選考委員会を開催して審査。17日に正式決定した。新店舗は2021年夏から秋ごろに開業するとみられる。

 後継事業者を選んだのは、神戸市が所有する神戸市営地下鉄の西神中央駅ビル。4月15日から公募に必要な書類の配布を始め、5月1日まで受け付けた応募予定者登録には5社が登録した。その後の現地見学会や質疑応答に続き6月29日〜7月20日に正式な応募を受け付けたところ、応募は双日からの1件だけだった。審査会では隣接する商業施設「プレンティ」とは異なる双日のテナント誘致方針などを評価した。

 新店舗は広域集客型の百貨店などと異なる、地域密着型の商業施設をめざす。プレンティには面積的に入居しにくい中大型のテナントを誘致する方針。そごう西神店は撤退にあたり、看板のマークを撤去するなど原状復帰のため、明け渡しは10月ごろ。この時点で食品フロアなど一部店舗は営業を再開する可能性があるようだ。一方で21年11月末までの新店舗開業を応募の条件としたため、全面開業は21年夏から秋が見込まれる。

 双日は、2008年の開業直後にリーマンショックを受けてでテナントが一斉に撤退した商業施設「ピエリ守山」(滋賀県守山市)の運営を子会社を通じて引き受け、海外系のブランドを積極的に誘致するなどで施設を立て直した経緯がある。このほか都市型商業施設のニットーモール(埼玉県熊谷市)やサンストリート浜北(浜松市浜北区)などを運営。佐賀市、千葉県柏市、埼玉県久喜市では商業施設「モラージュ」などを開発した。

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