ノーリツ、経産省のIoT家電促進に2年連続で参加 シャープ系など6社で

20200817AIoTクラウド事業体
 ノーリツは、経産省が2019年度から実施している、IoT(センサーや道具をネット接続する常時情報収集・監視)技術を組み込んだ家電の利用を促進する「LIFE UP(ライフアップ)プロモーション」に2年連続で参加する。19年度は大阪ガスと中心とする共同事業体で参加したが、20年度はシャープ傘下のAIoTクラウド(東京都江東区)を中心とした6社の共同事業体に名を連ねた。

 経産省のライフアップ・プロモーションは、IoT家電から収集する生活データを活用したサービスの利用を契約した消費者に、ポイントやディスカウントなどの特典を付けることで、IoT家電の利用を促進する。今回は19年度の補正予算「生活空間におけるサイバー/フィジカル融合促進事業費補助金」を財源とする。

 共同事業体ではAIoTクラウドが、参加するシャープ、ケーブルテレビのジュピターテレコム(JCOM)、KDDI、セコム、ノーリツの機器から発生する生活データを、顧客からの同意を得た上で取得。収集したデータを各社のサービスと連携できるプラットフォームを提供する。(図=各社の共同発表資料より)

 具体的には、ノーリツは無線LAN対応ガス給湯器・石油給湯器でデータを収集。プラットフォームから給湯器の情報を取得して、同社が提供するスマートフォンなどの「わかすアプリ」で、お湯はりなどの機器操作ができる。さらにシャープのアプリ「COCORO HOME」からでも給湯器を操作できるようにする。

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