こうべ医療者応援ファンド、中央市民病院に1億2896万円 第1回の配分で

20200814こうべ医療者応援ファンド配分額

 「こうべ医療者応援ファンド」の運営を担当する「こうべ市民福祉振興協会」(神戸市北区)は14日、同ファンドでの第1回の配分結果を発表した。第1回では総額約3億円を入院患者の受け入れ数やPCR検査の検体採取数などに応じて配分額を決定したという。最も多くを配分したのは治療の拠点になっている神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)で、配分額は1億2896万円になった(表)。同ファンドは、新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医師や看護師など、医療従事者の勤務環境を改善する資金を募集するため、4月24日に神戸市が設立した。

 配分比率は、入院患者1人あたりの金額を「1」とした場合に、重症患者1人で「4」、帰国者・接触者外来でのPCR検体採取で「0.2」、それ以外のPCR検体採取で「0.1」とした。重症患者を受け入れた医療機関や、帰国者・接触者外来を開設した医療機関については、医療従事者の負担の大きさを考慮して配分比率を高めた。配分先は16医療機関になったが、第1回の配分時点で配分委員会が把握できていないPCR検体の採取機関があったため、この分の約2000万円を神戸市医師会と神戸市民間病院協会に配分した。

 資金の使途は、医療従事者の勤務環境の向上に資する目的に使うこと意外に細かい決まりを設けず、医療機関がそれぞれの実情に応じて医療従事者への手当やギフトカードの支給のほか、宿泊費用や慰労費用などに充当したという。第1回の配分委員会は5月12日にテレビ会議で開催。神戸市看護大学の南裕子学長を座長に、神戸市医師会の置塩隆会長、神戸市民間病院協会の西昂会長、神戸商工会議所の中林志郎専務理事ら6人の委員が参加して開催した。

 13日時点で同ファンドへの募金は2961件、5億4057万4213円が集まった。第1回の配分額を差し引くと残りの残高は約2億3000万円。第2回の配分委員会はすでに6月19日に開催した。第3回の配分委員会も今月21日に開催することが決まっている。

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