兵機海運、今期純利益57%減に 鉄鋼減産で輸送量減少を見込む

20200814兵機海運

 兵機海運は13日、2021年3月期の連結純利益が前期比57%減の7000万円になりそうだと発表した。内航事業の主力貨物である鉄鋼の輸送量減少が逆風になる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて世界の自動車需要が後退したことなどで、鉄鋼各社が減産している影響を受ける見込みだ。1月に開業した新倉庫「兵庫埠頭物流センター」(神戸市兵庫区)の減価償却も負担増になる。

 売上高は7%減の130億円、営業利益は71%減の8000万円になる見通しだ。内航事業は鉄鋼の輸送量減少で減収になるが、契約済の用船料の改定には時間がかかるため採算が悪化する。外航事業では自社船で運行するロシア航路で、主要な貨物であるタイヤの需要減が足元で影響している。「巣ごもり消費」の影響で輸入食品などの需要が伸び、港運・倉庫事業を下支えするが同社全体は補えない。

 今期の配当計画は未定とした。同社は中間配当を実施せず、例年は4〜12月期決算発表と同時に期末の配当予定を発表している。

 同時に発表した20年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比83%減の2100万円だった。内航事業での鉄鋼輸送の減少と、ロシア向けタイヤ輸送の減少などが響いた。売上高は13%減の32億円、営業利益は90%減の1500万円だった。

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