カルナバイオ、月内に被験者への投与開始へ 関節リウマチなど治療薬の臨床試験

 カルナバイオサイエンスが関節リウマチなど炎症性免疫疾患の治療薬として開発を進めている薬剤「AS-0871」について、臨床試験(治験)での被験者への投与を月内にも開始する見通しになった。11日に電話会議システムを通じて開いた決算説明会で、吉野公一郎社長が明らかにした。同薬剤を巡ってカルナバイオは、6月下旬から被験者の選定に入ったと発表していた。

 2月にオランダで治験を開始する承認を得ており、吉野社長によると3月にも被験者への投与を始める予定だった。だが新型コロナウイルスの感染が拡大したため治験の準備などをいったん見合わせた。その後も「すべての治験がしばらく止まっていたので治験施設も混んでいたが、ようやく当社のスケジュールも固まった」という。

 「AS-0871」は同社としては初めての自社で治験を実施する薬剤。実際に被験者への投与が始まれば、改めて発表する予定だ。

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