山陽電、踏切事故回避にAI画像解析 関西電の子会社と実証実験

20200811山陽電鉄概念図

 山陽電気鉄道は11日、子会社の山電情報センター、関西電力の子会社でネット接続などを提供するオプテージと共同で、AI(人工知能)画像解析を踏切での安全確保に活用する実証実験を開始したと発表した。踏切に設置した監視カメラの映像をAIで解析し、踏切を閉じた際に線路上に異常があれば検知する。踏切の異常を検知するシステムは現在も稼働しているが、さらに高い安全性や経済性などを確保できるかなどを確認する。

 実証実験は10月中旬まで実施。神戸市内と姫路市内で各1カ所など踏切3カ所に監視カメラを設置し、カメラ付近に設置した装置「エッジデバイス」でAIで画像を解析する。監視カメラの画像で異常を検知した場合、電車を停車させるための特殊信号の発光機と、クラウド経由で運転司令室に警告信号と映像を送信。安全なネットワーク環境で、低遅延で情報が収集できるシステムをめざす(概念図=山陽電鉄提供)。

 山陽電鉄では現在も、すべての踏切に非常ボタンを設置しているうえ、自動車が通行する全踏切(138カ所)に障害物検知装置を設置。障害物検知装置の高性能化など、踏切の対策には安全運行のために重点的に取り組んできた。さらなる安全性の強化策として、オプテージのAI技術の活用を検討。今春から機器構成の検討などを、3社で準備を進めていたという。

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