ノーリツの1〜6月期、最終赤字67億円 希望退職実施など特損が響く

20200811ノーリツ決算

 ノーリツが11日に発表した2020年1〜6月期の連結決算は、最終損益が67億円の赤字(前年同期は9億5600万円の赤字)だった。希望退職の実施によって早期退職費用82億円、住設システムからの撤退で事業整理損失6億円をそれぞれ特別損失に計上したのが響いた。コスト削減は当初の想定以上に進んだことで、赤字幅は従来予想(79億円の赤字)よりも縮小した。

 売上高は13%減の833億円、営業損益は7億5600万円の赤字(前年同期は5億3500万円の赤字)になった。住設システム分野からの撤退で国内の売上高が減少したうえ、海外では新型コロナウイルスの感染拡大を受けた1〜3月の中国での販売減が響いた。4月以降は中国で回復しているうえ、オーストラリアで新製品などが堅調だったが、1〜3月期の影響が残った。

 20年12月期の連結業績予想は据え置いた。最終損益は46億円の赤字(前期は15億円の黒字)を見込む。1〜6月期の損失は想定よりも小幅にとどまったが、売上高は従来予想(877億円)を下回った。新型コロナの感染再拡大や、米中対立の激化に伴う中国景気の先行きなど不透明要因もあり、ひとまず修正を見送ったという。

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