中小企業17社、IoT・AI・ロボットの導入成果発表 兵庫県・神戸市が補助金

20200804IoTAIロボ成果報告会

 兵庫県と神戸市などは4日、同県市が連携した補助金を利用してIoT(道具やセンサーをネット接続する常時情報収集・監視)やAI(人工知能)、ロボットを導入した中小企業の成果発表会を開催した。補助金に採択された17社のうち8社は担当者が会場の神商ホール(神戸市中央区)で、効率化や省力化などについて説明。残りの9社は動画で状況を報告した。企業の関心は高く、密集状態を避けるため入場制限しながらも会場で約80人が参加。さらにライブ配信で約130人が各社の報告に耳を傾けた。

 兵庫県と神戸市は連携して、IoT・AI・ロボットの導入や、IoT・AI・ロボット製品の開発・事業化にかかる費用の補助を2018年度から開始。内容に応じて500万円を上限に、費用の半額に相当する補助金を給付する。年間で20件程度の採択を予定している。19年度は採択した17件のうち、12件がIoT分野、5件がロボット分野(うち1件はIoTと重複)、AIが1件だった。20年度分の募集は、すでに6月12日で締め切った。

 今回の成果発表会は、兵庫県や神戸市が出資する新産業創造研究機構(NIRO)による「スマートものづくりセンター神戸」(神戸市須磨区)の開設記念行事としても開催。これまでの「兵庫ものづくり支援センター」での機械金属分野での技術指導や、産学連携研究の仲介などに加え、IoT・AI・ロボットの導入支援の体制を強化。IoT・AI導入支援のコーディネーターと、ロボット導入支援のコーディネーターを、それぞれ1人ずつ新たに配置した。

 あいさつした兵庫県の西躰和美・産業振興局長は「コロナ禍の中でも時間や場所にとらわれないデジタル技術の強みを実感された方も多かったのではないか」と問いかけた。さらに「今後、デジタル技術は重要性を高まりこそすれ減ずることはないだろう」と述べ、情報通信技術などを活用した製造業の高度化を今後も支援する姿勢を強調。スマートものづくりセンター神戸の開設も、その一環と説明していた。

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