井戸兵庫知事、飲食店の時短要請など否定的 感染者数の増加で「拡大期2」も

20200801対策本部井戸氏

 兵庫県の井戸敏三知事は1日午後3時に開いた新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で、「兵庫県内のクラスター(感染者集団)になると思われているような源(みなもと)で、まだ発症をしていないという状況」と指摘。「他県で行われているような源に対する対応をいま、この時点で行うのはいかがか」と述べ、東京都が3日から、大阪府が地域限定で6日から実施するような飲食店への営業時間の短縮要請などには否定的な見方を示した。

 兵庫県では1日にも新たに32人の新型コロナウイルスの感染者が新たに判明し、新規感染者数の7日移動平均が41人になった。兵庫県が定めた、いわゆる入り口戦略の基準では40人を超えると「感染拡大期2」として、医療提供体制などを強化することを決めている。加えて感染拡大防止を目的に、どの程度の行動規制を住民に要請するのかが焦点だが、現時点では緊急事態宣言の期間中ほどの措置は不要とみている。

 井戸氏は「政府の専門家による分科会でも、東京が原因になって全国に広がったということを構造的に説明されているが、まさに東京から大阪、大阪から兵庫へと(感染が)広がっているのが現状」との認識を述べた。東京都や大阪府でクラスターの発生源とされるような飲食店などでの感染が県内では出ていないことから「当面の対策として、陽性になった人の濃厚接触者や関係者を特定してPCR検査を実施して、2次感染、3次感染を起こさないのが重要になる」と話していた。

 対策本部の会議は冒頭の井戸氏の発言のみ公開した。会議終了後に井戸氏が記者会見して、新たに決めた「感染拡大期2」の対策などについて記者会見する予定だ。

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