モロゾフ、百貨店再開で2〜7月期の赤字幅縮小 通期なお「未定」に

 モロゾフは31日、2020年2〜7月期の単独最終損益が2億円の赤字(前年同期は4億8800万円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想の6億円の赤字から、赤字幅が縮小する。新型コロナウイルスについて国の緊急事態宣言が解除されると、大手百貨店が順次、全館営業を再開。販売は順調で、6月4日に示した従来予想は上回る見込みになった。

 売上高は17%減の115億円、営業損益は2億3000万円の赤字(前年同期は7億4400億円の黒字)になる見通し。従来予想は105億円、8億1000万円の赤字だった。

 新型コロナは感染の収束時期が見通せず、消費動向への影響も見極めにくい状況。このため21年1月期通期の予想は依然として困難であることから、引き続き「未定」とした。さまざまな情勢を考慮した見通しは、改めて公表するという。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告