トーカロ、今期純利益12%減に 自動車関連など新型コロナで需要減

20200801トーカロ決算

 表面処理加工のトーカロは31日、2021年3月期の連結純利益が前期比12%減の38億円になる見通しだと発表した。半導体製造装置の部品などで表面処理する半導体・FDP分野では足元で需要があるが、今後も継続するか慎重にみているという。加えて、産業機械や鉄鋼など半導体以外の分野では、自動車関連を中心とした設備投資の先送りなどによる厳しい受注環境が続くと判断した。

 売上高は4%増の365億円、営業利益は11%減の58億円を見込む。同社はこれまで、新型コロナウイルスの影響を受けて合理的な算定が困難として、今期の業績予想を開示していなかった。今期に入って足元の動向から、年間の収益を推計。ただ、足元では再び国内で新型コロナの感染者数が増加するなど先行きは不透明だ。再び経済活動が停滞するといった事態も想定できるとして、保守的に予想したという。

 年間配当金は前期据え置きの25円(うち中間12円50銭)の計画とした。

 同時に発表した20年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比16%増の14億円だった。付加価値の高いサービスである半導体・FDP分野が堅調に推移したのが寄与した。売上高は微増の99億円、営業利益は11%増の22億円だった。

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