さくらKCSの4〜6月期、最終赤字3400万円 株売却で通期予想7000万円増

20200801さくらKCS決算

 さくらケーシーエス(4761)が31日に発表した2020年4〜6月期の連結決算は、最終損益が3400万円の赤字(前年同期は3800万円の赤字)だった。企業の設備投資意欲が活発だった前年などに受注した案件の売上高への計上などがあり、増収だったことで赤字幅も縮小した。新型コロナウイルスへの感染対策で要員稼働率が低下したが、増収効果で補った。もっとも同社の収益は、納入が相次ぐ7〜9月期と1〜3月期に膨らみやすい季節性がある。

 売上高は前年同期比10%増の47億円、営業損益は6300万円の赤字(前年同期は1億3100万円の赤字)になった。分野(セグメント)別の売上高は、金融関連部門が7%増の14億円。公共関連部門が1%増の10億円、産業関連部門が18%増の22億円だった。販管費が減少したことも収益を下支えした。

 21年3月期の連結業績予想は、純利益が前期比16%増の5億5000万円になる見通しとした。従来予想4億8000万円から上方修正した。会計システムと連携して入金管理を効率化するツールを提供するR&AC(東京都中央区)の株式を、東証1部上場のマネーフォワードに売却する際の売却益7000万円を、特別利益に計上する見込みになったため。株式は8月中に売却するが、R&AC社との業務面での関係は継続するという。売上高、営業利益の予想は据え置いた。

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