5月の兵庫県一致指数は5カ月連続で低下 基調判断「悪化」据え置き

 兵庫県が31日に発表した5月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月から6.9ポイント低下の64.8だった。基準年である2015年以降の最低を4カ月連続で更新した。さかのぼって算出した2003年以降の参考値でみても、09年5月の70.6を下回り、過去に見当たらない水準になった。新型コロナウイルスを巡る政府の緊急事態宣言で、経済活動が停滞した様子を反映した。

 所定外労働時間数(全産業)の減少や、有効求人倍率の低下、大口電力消費量の減少が大きく響いた。特に企業の動きが止まったことで、指数が押し下げられた面が大きい。兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、6カ月連続で「悪化を示している」との見方を示した。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比6.3ポイント低下の75.4と、2カ月連続で悪化した。新車新規登録台数の減少に加え、生産財生産指数の低下や、着工新設住宅戸数の現象などが響いた。基準年である15年以前にさかのぼって算出した参考値でみると、09年6月の74.8以来の低水準になった。

 内閣府が27日に発表した同月の全国の景気動向指数(CI、2015年=100)改定値は、一致指数が前月比 6.7ポイント低下の73.4と、4カ月連続で悪化。内閣府は国内景気の基調判断を「悪化を示している」に据え置いた。同判断は10カ月連続。

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