住友ゴムの今期、純利益42%減に 新型コロナ影響で上期最終赤字

20200730住友ゴム修正

 住友ゴム工業は30日、2020年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比42%減の70億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの影響で4〜6月を中心に世界のタイヤ需要が後退した影響が残る。従来は合理的な算定が困難として、業績予想を「未定」としていた。同時に1〜6月期の最終損益が95億円の赤字(前年同期は63億円の黒字)になったようだと発表。7月以降に挽回して通期では黒字を確保するが、前期の業績は大きく下回る見込みだ。

 売上収益は16%減の7500億円、営業利益は46%減の180億円を見込む。新型コロナの影響で世界的に停滞していた経済活動が、今年後半には徐々に再開されることを予想の前提とした。このところ各国で行動制限の緩和など経済活動を再開する動きがみられることから、現時点で入手できる情報などをもとに今期の予想を算出したという。1〜6月期の売上収益は前年同期比21%減の3400億円、営業損益は30億円の赤字(前年同期は164億円の黒字)になったようだ。

 未定としていた年間配当金は20円と、前期に比べ35円減配することを決めた。前期は25円を実施した中間配は見送る。

 業績悪化の責任を明確にするため、役員報酬の減額もあわせて発表した。池田育嗣会長と山本悟社長は月額報酬を30%カット。このほかの取締役は20〜30%を減額、執行役員は10%を減額する。減額は8〜12月の5カ月間に実施する。

 同社は8月6日に1〜6月期の決算発表を予定。アナリスト向けの決算説明会を開催し、山本社長が今後の見通しなどについて詳しく説明する見通しだ。

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