神戸電鉄の4〜6月期、3億7000万円の最終赤字 新型コロナで旅客収入4割減

20200729神電鉄決算

 神戸電鉄が29日に発表した2020年4〜6月期の連結決算は、最終損益が3億7000万円の赤字(前年同期は6億1700万円の黒字)になった。鉄道、バス、タクシーの運輸業で輸送人員が大幅に減少したのが響いた。新型コロナウイルスの感染拡大で4月に政府が緊急事態を宣言したことなどから、外出を自粛したり、臨時休校のため定期券の購入を見送ったりする動きが広がった影響を受けた。

 売上高は前年同期比25%減の43億円、営業損益は2億5600万円の赤字(前年同期は8億6500万円の黒字)だった。4〜6月期の鉄道輸送人員は1036万人と、前年同期に比べ32.5%減少した。このうち不要不急の外出を控える動きなどで、定期外の輸送人員は259万人と前年同期に比べ52.2%減少した。鉄道の旅客収入は14億4700万円と前年同期比で41.5%減少した。

 21年3月期の連結業績予想は、引き続き開示を見送った。6月1日に北神急行線が神戸市営に転換した影響については、新型コロナの影響もあって正確に計測するのが難しい状況という。鉄道の輸送人員を月次でみると4月は35.5%減、5月は40.9%減、6月は20.7%減と緊急事態宣言の解除後は回復しているが、今後の合理的な予想は困難と判断した。

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