井戸兵庫知事「基本的な戦略変更は必要なしか」 感染増加で「拡大期1」入り

20200729井戸兵庫知事

 兵庫県が29日に開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、冒頭にあいさつした井戸敏三知事は「基本的な戦略を大きく変更しなくてはいけないことはないだろう」との見方を示した。新たに判明した感染者の多くは感染者の濃厚接触者であるなど、感染経路を追うことができているという。

 29日の兵庫県では新たに46人の新型コロナ感染者が判明し、新規感染者数の7日移動平均が31.7人になった。これが30人以上になったことで「感染拡大期1」として、対策本部会議を開いて新たな対策を協議する。井戸氏は「いまやれることを、きちっとやっていくことが重要だ」とも強調した。

 加えて、東京都や大阪府など兵庫県を上回るペースで感染者数が増えている場所では、「リスクの高い場所はこういう空間だというのが、はっきりしつつある」と指摘。接待を伴う飲食店などで「ガイドラインを守っているかといった、それなりの対策を強化する必要があるのではないかとも考えられる」と話していた。

 対策本部会議は井戸氏のあいさつのみ公開した。井戸氏は終了後、午後4時半をめどに記者会見して新たな対策などを説明する。

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