ノエビアHDの10〜6月期、純利益27%減 新型コロナで化粧品販売減
- 2020/07/28
- 16:25
売上高は11%減の397億円、営業利益は26%減の69億円になった。このうち主力の化粧品事業は売上高が12%減の302億円、営業利益は22%減の80億円だった。新型コロナの影響は、高級品のカウンセリング化粧品に比べ、ドラッグストアなどでの店舗販売が多いセルフ化粧品がより大きく表れたという。ドリンク剤を中心とした医薬・食品事業は売上高が9%減の82億円、営業利益が6%減の9億9100万円。
20年9月期の連結業績予想は据え置き。純利益は9%減の66億円になる見通しなどを維持した。同社は19年10月〜20年3月期決算を発表した5月13日に、今期の業績予想を下方修正。「足元でも修正後の想定通りに推移しているが、ここにきて再び感染拡大の報道もあるため、先行きは慎重にみている」(経理部の荒添正司部長)という。
▽関連記事
- 関連記事
-
- アサヒHD、今期純利益42%増に上方修正 金の価格上昇が追い風で最高益に (2020/07/30)
- 神戸電鉄の4〜6月期、3億7000万円の最終赤字 新型コロナで旅客収入4割減 (2020/07/30)
- ノエビアHDの10〜6月期、純利益27%減 新型コロナで化粧品販売減 (2020/07/28)
- ビオフェルの4〜6月期、税引き益42%増 顧客要望の前倒し出荷などで (2020/07/22)
- アサヒHDが4日続伸、上場来初の3000円台 金価格が高値で収益期待 (2020/07/22)
広告