井戸兵庫知事、観光キャンペーン「Welcome to Hyogo」は継続の意向
- 2020/07/23
- 21:45
兵庫県の井戸敏三知事(写真)は23日の記者会見で、兵庫県と観光地経営組織(DMO)が展開し、近隣府県から兵庫県に観光客を呼び込むキャンペーン「Welcome to Hyogo(ウェルカム・トゥ兵庫)」を継続する意向を改めて示した。新型コロナウイルスが再び顕著に拡大している大阪府からも観光客を呼び込むのか、との記者の質問には「感染するような人たちと、Welcome to Hyogoで兵庫を訪れる人たちとは、層が重なるとは考えにくい」と重ねて強調した。
現在の新規感染者は「夜の街へ行ったりする人たちが中心で、ようやく旅行できるようになったという人たちとは違う」と説明。「年齢層も違うし、細かくは定義づけられないかもしれないが、一定の差があるのではないかと申し上げている」と語った。「兵庫に観光に来る人は若い層が少ない、というのは課題だったのだが、いまはそれが『幸い』みたいになっているところがある」と指摘した。
井戸氏は22日の関西経済連合委員会でも「往来の自粛というよりは、行った先で感染源になるような場所へ行くという行動などに十分注意を払ってもらいたいといった言い方にした」と説明。「不要不急の判断は、それぞれ判断してほしい」という。「たとえば予定していた旅行を不要不急とはちょっと言いにくいのではないか」とも話していた。
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