スーパーコンピューター「富岳」の試行利用、一般向けも募集 高度情科機構

20200723富岳

 高度情報科学技術研究機構の神戸センター(神戸市中央区)は22日、理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」(写真=資料)の試行利用について一般の利用者向けにも募集すると発表した。同機構は、産業界や研究者らに幅広く富岳の利用を促す「登録施設利用促進機関」になっている。2021年度に控える富岳の完成後、より多くの利用者を獲得するのにつなげる。

 富岳の利用希望は2種類で募集する。1つは富岳でいち早く成果を上げることをめざす「早期利用課題」。8月4〜27日に募集して、10月から順次利用を開始する。利用料金は無償だが、利用報告書の提出が求められ、スーパーコンピューターのネットワーク「HPCI」のホームページで公開する。15課題程度を採用する予定としている。

 もう1つは富岳の完成後、円滑に利用できるよう検討、準備するための「利用準備課題」。ソフトウエアの動作確認やチューニング(調整)、移植などを想定する。同じく10月から順次利用を始め、利用料金は無償だ。同様に利用報告書をHPCIのホームページで公開する。40課題程度の採用を予定している。

 「早期利用」「準備利用」とも学界や産業界など所属を問わないが、企業の場合は日本国内で登記した会社である必要があるとしている。今後、詳細を同機構が運営するHPCIのホームページに順次掲載するほか、同ホームページでは利用を申し込むための申請書も掲載する。

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