神戸空港、6月の旅客数が80.0%減 新型コロナで減便も前月比で回復

 空港運営会社の関西エアポートグループが22日発表した6月の神戸空港旅客数は、前年同月比80.0%減の5万2368人だった。新型コロナウイルスの感染拡大で出張や旅行の取りやめが相次ぎ、航空需要の後退で神戸空港に就航する各社が減便したことなどが影響した。ただ、国の緊急事態宣言が5月25日で全面的に解除されたことで、5月の1万3239人(95.2%減)に比べると回復した。

 4月末から神戸便を全便運休していたフジドリームエアラインズ(FDA)が6月12日に神戸〜松本、神戸〜青森を再開。神戸空港の通常ダイヤでは最も便数の多いスカイマークも、運休していた神戸と仙台、長崎、鹿児島と結ぶ便を再開するなど、徐々に便数を増やした。6月の旅客便の発着回数は前年同月比58%減の759回にとどまったが、5月(372回)に比べると倍増した。ただ全日空は神戸便の運休が続いた。

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