井戸兵庫知事、往来自粛とWelcome to Hyogo「矛盾してるとは思ってない」

20200721井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真)は21日、兵庫県の住民に東京や大阪など人口密集地との往来自粛を要請する一方で、近隣の府県から観光客を呼び込むWelcome to Hyogo(ウェルカム・トゥ兵庫)キャンペーンとの整合性について「人口密集地との往来は注意しましょうというのは、来るなといっているのではなく、行くなという呼びかけ」と説明。このため「あまり矛盾してるとは思っていない」と話していた。記者の質問に答えて述べた。

 一方でWelcome to Hyogoキャンペーンの対象から、感染者数が増えている大阪府を除外する可能性などについて聞くと「大阪は心配だが心配の対象は若い人」と指摘。「兵庫県の魅力である温泉や食事を楽しむのは中高年が多く、(顧客の)層が違うのではないか」と述べ、大阪府を除外する可能性を否定した。

 22日の関西広域連合委員会で話し合う23日からの4連休に向けた対応としては「単純に府県境をまたいではだめだ、ということは誰も言わない」との見通しを示した。「一律の移動制限については慎重な意見が強く、その辺は相談していきたい」という。

 井戸氏は21日午前に開催した、医療団体や経済関係団体の代表者らから兵庫県の新型コロナウイルスへの対応について意見を聞く「兵庫県新型コロナウイルス感染症対策協議会」の終了後に報道機関の取材に応じた。

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