6月の神戸市消費者物価、前年比0.9%上昇 前月比では2カ月連続で下落
- 2020/07/21
- 09:21
兵庫県が21日に発表した6月の神戸市消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.9%上昇の102.5になった。水道工事費や塀(へい)工事費の価格が上がった「住居」に加え、外食価格の上昇で「生鮮食品を除く食料」も押し上げられた。前年同月を上回ったのは23カ月連続。前月比では2カ月連続で下落した。
10大費目別の指数で見ると「住居」「生鮮食品を除く食料」「教養娯楽」「諸雑費」「保健医療」「交通・通信」の6費目が前年比で上昇した。食料では外食のほか菓子類の値上がりが目立った。一方、ガス代や電気代の下落で「光熱・水道」は下落。「教育」「被服及び履物」も下落した。「家具・家事用品」は横ばいだった。
全国統計では、総務省が同日発表し6月の全国消費者物価指数(2015年=100、生鮮食品を除く総合)は101.6と前年同月比で横ばい。前月比(季節調整値)では2カ月連続で横ばいだった。
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