アジュバンが反落、一時2カ月半ぶり安値 赤字幅が縮小も出尽くし感

20191231神戸株ワッペン

 20日の東京株式市場ではアジュバンコスメジャパン(4929)が反落した。終値は前日比12円(1.27%安)の936円だった。一時は930円と、5月1日以来ほぼ2カ月半ぶりの安値になった。前週末17日の大引け後に2020年4〜6月期の連結決算を発表。最終損益は500万円の赤字と前年同期の1億4000万円の赤字から、赤字幅は縮小した。ただ収益改善の期待感から事前に買われていたため、材料出尽くし館から朝方から売りが先行する展開だった。

 21年3月期の連結業績予想は、最終損益が2億3100万円の黒字(前年同期は1億8200万円の赤字)になる見通しなどを据え置いた。下期には理化学研究所との共同研究の成果を活用した、ヘアケアの新製品の発売を控えており、新製品効果などが通期の収益を押し上げる公算だ。足元では総じて美容院などへの客足は戻りつつあるといい、既存製品に加え新製品についてアジュバンの製品を取り扱うサロンなどを経由した販売などに期待がかかりやすい面もあるようだ。

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