西村経財相「感染防止策と経済社会活動との両立が大事」 神戸で意見交換

20200719要望書

 西村康稔経済財政・再生相は19日、神戸市内のホテルで開いた井戸敏三・兵庫県知事らとの意見交換会であいさつし、新型コロナウイルスを巡って「感染防止策と経済社会活動との両立が大事」と強調した。足元で東京都を中心に感染者数が再び増加していることに関連して、感染防止を徹底した「新たな日常を作っていかなくてはならないが、なんとなく雰囲気が昔の日常に戻ってしまっている」と指摘。「昔無症状の人が多い中で、ワクチンができるまでは新たな道を作らなくてはならない」と述べ、改めて経済活動と感染症対策の両立に向けた協力を呼びかけた。

 西村経財政相は、事業者向けには3密回避や業種ごとに設定した感染防止のためのガイドラインの順守を求める一方で、「かかる費用に対しては補助金で最大200万円まで支援をしている」と話した。さらに「テレワークの補助金なども用意しており、引き続き強力に支援をしていきたい」と述べ、事業者向けの支援を実施していることを改めて説明した。

 意見交換は冒頭の挨拶に加え、井戸知事が西村経財相に、休業要請した場合の補償についての財政支援や、東京一極集中の解消、「GoTo」キャンペーンの運用見直しなどを盛り込んだ提案書を手渡した。(写真)

 西村氏は井戸氏ら兵庫県の地方6団体との意見交換の後、財界との意見交換、神戸市内の新型コロナ関連施設などを視察する予定。

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