17年3月期決算、発表ピークは5月12日 シスメックスは5月10日・予定一覧
- 2017/04/17
- 18:58
東京証券取引所がまとめた2017年3月に期末または四半期末を迎えた企業の決算発表予定によると、神戸市に本社を置く企業の発表は5月12日がピークになる見通しだ。この日は、みなと銀行や上組、阪神内燃機工業などが発表を予定する。17年3月期は円相場の下落や国内の景気が底堅かったことなどを受けて増益になった企業が多かったとの見方が多い。18年3月期も好調な収益が続くかが焦点だ。
株式の価格を合計して算出する時価総額が大きい企業では、シスメックスが5月10日に17年3が月決算を発表予定。売上高に占める海外の比率が約8割と高いことから、比較的円安・ドル高で推移した1〜3月の収益がどの程度寄与したか関心を集めそう。一方で、業績を円に換算する前の現地通貨ベースでは今期も好調な収益になるとの期待は大きいようだ。
このほか川崎重工業は4月27日に発表予定。船舶事業の国内縮小に伴う構造改革費用や、縮小を完了した後の採算改善などを18年3月期の業績予想にどのように織り込むかが注目だ。同社も円高・ドル安が収益の逆風になる。円相場の動向も合わせて注目されそう。28日に発表を予定する神戸製鋼所は、17年3月期まで2期連続で赤字の見込み。前期決算の発表と同時に提示するとみられる18年3月期の業績予想で、採算改善に対する神戸製鋼の意気込みを見極めたいとの見方もある。
各社の発表予定は以下の通り。
株式の価格を合計して算出する時価総額が大きい企業では、シスメックスが5月10日に17年3が月決算を発表予定。売上高に占める海外の比率が約8割と高いことから、比較的円安・ドル高で推移した1〜3月の収益がどの程度寄与したか関心を集めそう。一方で、業績を円に換算する前の現地通貨ベースでは今期も好調な収益になるとの期待は大きいようだ。
このほか川崎重工業は4月27日に発表予定。船舶事業の国内縮小に伴う構造改革費用や、縮小を完了した後の採算改善などを18年3月期の業績予想にどのように織り込むかが注目だ。同社も円高・ドル安が収益の逆風になる。円相場の動向も合わせて注目されそう。28日に発表を予定する神戸製鋼所は、17年3月期まで2期連続で赤字の見込み。前期決算の発表と同時に提示するとみられる18年3月期の業績予想で、採算改善に対する神戸製鋼の意気込みを見極めたいとの見方もある。
各社の発表予定は以下の通り。
- 関連記事
-
- 神栄、子会社株の減損1億8600万円計上 連結業績に影響なし (2017/04/21)
- アジュバンコスメジャパンの前期、純利益24%増 子会社の段階取得差益が寄与 (2017/04/21)
- 17年3月期決算、発表ピークは5月12日 シスメックスは5月10日・予定一覧 (2017/04/17)
- ノーリツ、製品不具合の引当金で戻入金など19億円 特別利益に計上へ (2017/04/13)
- スタジオアタオの前期、純利益93%増の3億円 ネット販売が約5割増 (2017/04/12)
広告
chevron_left
神戸市、「オープンデータ基本方針」を決定 観光・交通関連データを積極公開 home
今週の予定(17〜23日)神戸スタートアップ「デモデイ」、メリケンパークにスタバ
chevron_right