井戸兵庫知事、GoTo「全国一律でない対応」を ルミナリエ「代替事業」

20200716井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は16日の補正予算に関する記者会見で、国内旅行の代金を政府が補助する「Go To」キャンペーンについて、「地域によって実情が違う」と述べ、「全国一律ではない対応」を国に求めた。このところ感染者数が増えている東京から「人が全国に散らばることへの警戒感があるとすれば、東京には適用しないといった、段階的に対応していくといったことを考えていただくのが望ましい」と述べた。一方で「府県や地域によって観光依存度の高いところがある」と述べ、全国的な中止には反対する方針も述べた。

 井戸知事は「全国知事会も段階的に、というのが全体としての総意の要請になっている」と、10日に全国知事会が近隣地域の誘客からはじめ、段階的に誘客範囲を広げるなどの対応を求めたことに言及。井戸氏の主張はおおむね知事会の提言に沿ったものであることも示した。このため近隣府県から積極的に誘客する兵庫県の観光キャンペーン「Welcome to Hyogo(ウェルカム・トゥ兵庫)」については計画通り実施する方針だ。

 ただ今後も感染者数が増え、過去7日間の新規の感染者数が平均で10人を超えるようだと、兵庫県は感染者数の急速な増加に向けて警戒態勢を強化することを決めている。そうした際には観光キャンペーンの見直しもあることを示唆した。感染者数の増え方次第では、3月20〜22日の3連休に大阪府と兵庫県の府県境をまたぐ移動を自粛するよう呼びかけたように、7月23〜26日にも同様の呼びかけを実施する可能性が「ないわけではない」という。今後感染者数の増え方がどうなるか「まさに状況次第」との見方を示した。

 一方で、毎年12月に開催している「神戸ルミナリエ」については、「ディレクター(作者)がイタリアから来られず、材料もイタリアから運べない」と指摘。「いま(両国間の往来禁止が)解除されても難しいという状況だ」と説明した。「従前と同じスタイルで行うのはなかなか容易ではないという実情がある」といい今年は従来通りの方法で開催できないとの見方を示した。そのうえで「単にやめるのではなく、代替事業を実施することで検討する必要があると思う」と語った。

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