井戸兵庫知事、コロナ感染対策の強化「市中感染が疑われるかが対処の見極め」

20200713井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は13日の定例記者会見で、大阪府の新型コロナウイルス感染者数が増加するなか、兵庫県の感染対策を強化するかの判断には「市中感染が疑われるか疑われないか、クラスターをつぶしていくという対応で対処できるかが見極めだと思う」と述べ、感染者数の増加だけでは判断できないとの認識を示した。「手をこまねいておれるような状況ではないとなれば、対策を強化するのが本筋だと思っている」として、感染対策に外出自粛の要請などが必要かどうか慎重に判断する姿勢を強調した。

 井戸氏は「市中感染があるようだとすると、一般的な往来の自粛で、できるだけ接触機会を減らす対応が必要になる」と説明。さらに「クラスターがターゲットだと、そこを中心に対応を考えていくことになる」という。兵庫県の感染者数が少なくても、大阪で市中感染が広まれば対策を強化するのか記者が質問すると、「そこは総合判断。結局は兵庫のかたがたがどこまでリスクを受け止められるのかと、実態とのバランスを考えて対応する」と語った。

 このほか宮城県石巻市を主会場に9月26、27日に開催を予定していた「第40回全国豊かな海づくり大会」を巡り、新型コロナの感染防止のため宮城県が開催見送りを表明。来年秋には兵庫県の開催が決まっていたことについては、「来年は2カ所で開催するわけにもいかず、1年ずつ順送りせざるを得ない、やむを得ない」との見方を示した。「準備期間が1年延びることで、どういった課題が出てくるか、それはきちんと整理して克服したい」と話していた。

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