神戸運輸監理部の見学会、今年は分散方式で海洋博物館など 小学生ら20組募集

 国土交通省の神戸運輸監理部では例年夏休みに、小学4〜6年生を対象に開催している神戸港に関する海事施設の見学会を、今年は分散方式で開催する。新型コロナウイルスの感染対策で密集を避けるため、例年のように参加者によるバスツアーは実施せず、神戸海洋博物館などの海事施設が見学できるチケットを参加者に送付する。各自で施設を見学した後に、写真、アンケート、感想文を郵送してもらう方法に切り替える。

 神戸運輸監理部で例年開催している見学会では、これまで大阪湾海上交通センター(淡路市)や港湾技能研修センター(神戸市中央区)など、一般には開放していない施設の見学を通じて、港湾の役割や将来の海事人材育成につなげるのが目的。今年は一般開放していない施設の見学は見送る代わりに、今年2月に展示をリニューアルし、ガントリークレーンの模擬体験など港湾荷役に関する展示が増えた神戸海洋博物館の見学を含める。

 見学場所は神戸海洋博物館のほか、神戸ポートタワーと神戸港の遊覧船だ。神戸港の遊覧船からも造船工場が見学できるほか、客船ターミナルを海側から眺められるなど、日常的には目にしない風景を見られることもあり、今回のコースに加えた。参加者は親子2人分の各施設の入場券・乗船券を受け取れるが、神戸市在住の小学生には神戸海洋博物館の入場に「のびのびパスポート」の利用を求める。

 対象は兵庫県内の小学4〜6年生と保護者で、20組40人を電子メールで募集する。参加費は無料で、応募者多数の場合は抽選になる。電子メールの宛先や応募に必要な事項は神戸運輸監理部のホームページに掲載した。提出した写真は、海事広報などに使用する場合があることに了承が必要としている。

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