車の中からヴィッセル応援 Jリーグ初のドライブイン「パブリックビューイング」

20200711ドライブインパブリックビューイング

 サッカーJ1のヴィッセル神戸を運営する楽天ヴィッセル神戸(神戸市中央区)は11日、総合スーパーのイオンモール神戸南(神戸市兵庫区)の駐車場を使って車内からヴィッセル神戸の試合を観戦する「ドライブイン・パブリックビューイング」を開催した。微弱な電波で流すFMラジオで実況や解説を聞きながら、大型LEDモニターに映し出す試合の映像を見る。Jリーグの試合で同様のイベントを開催するのは初めてだ。プロスポーツ全体でも珍しい。

 通常のパブリックビューイングでは屋外でもファンが密集するし、大きな声援が飛沫の元になる可能性もある。このため各自の車内にそれぞれ分かれて応援すれば、ソーシャルディスタンス(他人との一定の距離)も確保しながら仲間たちと一緒に応援できるというわけだ。しかもイオンモールで調達した物で、飲食しながら観戦できるとあって会場側のメリットにもなる。あいにくの悪天候もあったが、事前の抽選で当選した65台のうち試合開始時点で半分強が集まった。入場は無料とした。

 イオンモール幕張新都心(千葉市美浜区)で車内から巨大スクリーンの映画を見るドライブイン・シアターを開催したところ好評だったことから、イオンモールがヴィッセル神戸に提案したのがきっかけという。ヴィッセル神戸は来場「車」に対し、ヴィッセルが得点した際はパッシングで喜びを表現、チャンスを迎えた際はハザードランプで応援、失点した際はウインドウォッシャーとワイパーで「水に流す」ことを呼びかけ、それぞれの車に分かれて応援しても気持ちを表現できる企画も考えた。

 試合は昭和電工ドーム大分(大分市)での大分トリニータ戦。1対1で引き分けたが、前半開始1分でのヴィッセルの古橋亨梧選手による得点シーンでは、集まった自動車が一斉にパッシングして盛り上がった。12日にはトヨタ自動車の本社グラウンド(愛知県豊田市)で、ヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)で開催するセレッソ大阪と名古屋グランパスとの試合のドライブイン・パブリックビューイングも開催予定。新たなスポーツ観戦の方法として定着するだろうか。

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