雨傘シェアリング「アイカサ」JR神戸線の11駅でも 10日から

20200708利用駅

 JR西日本の神戸支社は8日、神戸市などと共同で雨傘のシェアリングサービスを10日から始めると発表した。JR甲南山手駅〜新長田駅の11駅に、12台(三ノ宮のみ2台)の専用傘立てを設置する。JR神戸線の利用者向けにサービス向上になるうえ、処分されたビニール傘など傘の廃棄物削減につながると判断した。すでに設置している阪神の駅や、神戸市内の公共施設など合計約75カ所と合わせて、80カ所を超す地点で利用できるようになり、特にJR神戸線利用者の利便性が高まる。

 傘シェアリングのスタートアップであるネイチャーイノベーショングループ(東京都渋谷区)が運営している。専用傘立てのある場所で借りたり返したりでき、両者は同じ場所でなくてもよい。6月15日から神戸市内や阪神沿線でのサービスを開始した。使用料は1回70円で、借りっ放しでも月内の上限は420円。専用のスマートフォンのアプリで登録した人が、傘立てから傘を取り出せる仕組みになっている。ただ今月31日までは利用料を無料とするキャンペーンを実施中だ。(図は新たに利用できる11駅=神戸市の発表資料より)

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

広告

神戸経済ニュースからのお知らせ