門国交政務官「国内振り向けでハイエンドな消費が起こる」 今夏の観光旅行

20200707門政務官視察

 門博文・国土交通政務官は7日午後、当面の国内観光需要について「今年はどうしても日本人も海外へ旅行に行けない環境が長く続く」との見通しを示したうえで、「海外へ行ったつもりで、その(旅行のための)予算を国内へ振り向けていただくと国内ではハイエンド(最上級)な消費が起こってくる」との見方を示した。そうした国内消費を、新型コロナウイルスの影響で低迷した観光業界の「反転攻勢のエネルギーに使うことが大事」と指摘した。(写真は船上で説明を受ける門政務官=左)

 門氏は海外旅行を代替する国内旅行の目的地として、神戸は「日本を代表するモデルになる」との期待感も述べた。レストラン船「コンチェルト」の船上で記者団の取材に応じて述べた。同氏は午前の観光関係者との意見交換に続き、午後に神戸市内の観光地を視察。神戸の代表的な観光コンテンツである中華街「南京町」、コンチェルト、異人館「風見鶏の館」(いずれも神戸市中央区)を訪れた。

 新型コロナの影響で訪日客が途絶えたこともあり、多くの観光施設では平日の客数は戻りが鈍く、客数が戻りつつある週末や祝日も、飲食店やレストラン船などを中心に感染症対策のために席数を減らして営業している。門氏は「事業者が感染防止に取り組んでいることを国交省としてもリポートして、できるだけ安心して利用していただけるように力を尽くしたい」と話していた。

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