門国交政務官、観光「予約の厳しさコロナ対策に位置付けたい」 神戸で意見交換

20200707門政務官

 門博文・国土交通政務官(写真左)は7日午前、神戸市内のホテルで兵庫県や神戸市の観光関係者と意見交換した。終了後に報道関係者の取材に応じ、「観光庁・国土交通省のコロナ対策の中に、現場の状況はわれわれの想像よりも厳しいというのを、位置づけさせていただきたい」と述べ、観光振興を急ぎたい意向を述べた。「現場に来て直接の声を聞かせていただくと、先にある9月、10月の予約状況が厳しいというのを改めて確認した」という。

 政府は、国内旅行を中心とした消費喚起策「Go To トラベル」キャンペーンで1泊2万円を上限とした宿泊費用の半額補助などを実施する予定。ただ約3000億円を上限とする事務委託費が高額だと批判を受け、事務局の公募方法を変更するなどしていた。これについて「(準備には)余分に時間がかかっているが、兵庫県や神戸市が国の補助金を活用した独自の補助制度を先に走らせていただいているので、その後にシームレスで(切れ目なく)『Go To トラベル』キャンペーンに入るということで全国的に準備を進めさせていただいている」と説明した。

 意見交換には門氏のほか野沢和行・近畿運輸局長、石原彰・神戸運輸監理部長、兵庫県の梶本修子産業労働部観光局長、神戸観光局の大薮典子専務理事、有馬温泉協会の金井啓修会長、淡路島観光協会の木下学会長、兵庫県バス協会の長尾真会長、神戸旅客船協会の加藤琢二会長らが出席した。

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