神戸国際会館「こくさいホール」実質無料に 50%値下げ+県市補助金で

20200703こくさいホール

 神戸国際会館(神戸市中央区)は、今月から12月末までに同会館の「こくさいホール」を利用する場合、ホール使用料の半額を会館側で負担するサービスを始めた。ホールの利用者は、兵庫県が市町と共同で実施する「芸術文化再開緊急支援事業」の補助金を活用し、ホール使用料の半額を受け取ることができれば、実質無料でホールを利用できる。密集・密接・密閉の3密を回避するための観客の入場制限が求めらるなか、採算が取りづらいと断念する公演をなくすのが目的だ。(写真はホール内部の様子=神戸国際会館提供)

 こくさいホールは通常2112人を収容。ジャンルを問わず数多くの音楽家のコンサートや演劇など幅広く使われる、神戸を代表するホールの1つだ。だが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、予定していた公演が相次いで中止になった。3月末にバレエの発表会が同ホールで開かれて以来、6月下旬に株主総会の会場になった以外は、ほとんど使用されていないのが現状だ。足元では9月の公演まで中止になり始めているという。

 このため同ホールを使いやすくして、観客の減少による採算面での懸念から公演を中止しなくてもすむよう、主催者の背中を押したい考えだ。対象は舞台美術、音楽、演劇、舞踊、バレエ、舞踏、伝統芸能、パフォーマンスなど。公演時には全国公立文化施設協会が定めた感染予防のためのガイドラインや、同館で定めたガイドラインなどを守り、感染防止に向けた対策が必須。そのうえで同会館の審査を通過した主催者の使用料を、実質半額に値下げする。

 会館側の負担内容には、付帯設備の使用料や舞台設営の人件費などは含まれない。1日1事業限定だ。ホール利用者は最大1000人に制限し、観客席は間隔を空けて座り、換気のために空調を運転し続ける。入場時には主催者、来場者ともにサーモグラフィーで検温。観客には上演中の声かけを控えるよう求めるなどで感染対策を徹底し、安心してホールを利用できるようにする。

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