「六甲・摩耶急行バス」7月1日から運転 今年も1日に6往復を運転
- 2020/06/29
- 03:01
神戸市は、都心三宮から六甲山や摩耶山に観光客を誘導する「六甲・摩耶急行バス」を7月1日〜11月30日に運転する。公共交通機関で足を運びやすくして、六甲・摩耶の観光を活性化する。昨年は4月20日〜11月30日に運転して約4万3000人が利用と好評だった。今年は新型コロナウイルスによる国の緊急事態宣言を受けて、これまで運転開始を見合わせていた。
六甲・摩耶急行バスは、神戸市の中心市街から六甲・摩耶までの経路がわかりにくいとった観光客の声に対応。社会実験として運転した2018年から数えて、今年で3年目になる。JR三ノ宮駅の南東にある三宮駅ターミナル前を出た後に停まるのは、新神戸、摩耶ケーブル下、六甲ケーブル下(写真=資料)だけ。昨年同様、平日、土日祝とも6往復を運転する。
三宮発の時刻は午前10時半、同11時半、午後4時〜7時の毎正時。六甲ケーブル下の発車時刻は午前11時半、同12時半、午後5時〜8時の毎正時にした。三宮駅ターミナル前と摩耶ケーブル駅にはデジタルサイネージでバスのダイヤ情報を表示する。三宮〜六甲ケーブル下の所要時間は約45分。料金は市バス一律料金の大人210円だ。車両には昨年夏に登場した六甲山のラッピングバスも使用する。
さらに、急行バスや神戸市バスの2系統、16系統といった六甲・摩耶方面と鉄道を結びつけるバスに加え、六甲ケーブル、まやビューライン(ケーブルとロープウェー)、山上バスなどに乗車できる1日有効の「六甲・摩耶1dayチケット」も昨年同様、三宮の神戸市インフォメーションセンターなどで販売する。価格は大人1750円、子供900円。チケットを提示すれば特典が受けられる山上の施設もある。
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